【読書会イベントレポ第3弾】読書感想文で言語化トレーニング!

11/23(土)。この日もライターン恒例となった月一回の読書会が開催されました!

今回の課題図書は、ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)

美女と野獣の元になったと言われている物語です。

フランス革命の30年も前の1756年に出版されていると聞くと、約270年前の書物を読めていることに魂の繋がりのようなものを感じずにはいられません。

前回、前々回の2回よりも文字数が多く、イベント内の読書時間内で読めるのは1回と少し。それでも出てきた感想は深いものばかりでした。

どうしたらそんな感想が出てくるのかが不思議で根掘り葉掘り尋ねてしまい、終了時間は30分押し……。

ミクロとマクロだったり、裏と表だったり……意味深な感想(考察)が生まれだしました。

今回はライターン運営のじんみさん作成のワークシートに記載した感想をそのままアップいたします!

目次

夢いっぱい

これは私が書いた感想です。

じんみ

寓話って、教訓的な内容を、他の事物、主として動物にかこつけて表わした、たとえ話なんだって

運営のじんみさんが教えてくれました。

たとえ話であっても、私はなんとなく人間の想像の中にある物語だからこそ、実際に「存在しているかもしれない」とも感じ取れたので、こんな感想に……。

夢のようだけど、実は知らないだけで、本当はそんな世界が広がっているのかもしれません。

他の参加者の感想もざざざっと見ていきましょう。


気持ちの持ちようで未来は変わる

何かと何かの対比にすぐ気付いて、その視点をアツク語ってくれるのはじんみさん。

物語を読んでその視点にすぐに気付けるって強みだなぁと。

こうやって感想を聞くと、うんうん、確かに!!と気付ける。

感じていても、それが言語化できるとアハ体験のような感覚になります。

感想を伝え合えるのが読書会のいいところです!

トラウマの比喩

悲しさやトラウマの比喩がケダモノだという感想は、私にはない発想で新鮮でした。

トラウマの雪解け……素敵な表現です!

※屋敷……はきっとケダモノ(野獣)と書きたかったはず。

ただ普通に話しているだけでは生み出されないその人の想いが感じられるのも、一緒に同じ物語を読み、感想を伝え合えるからこそだと感じています!

ハッピーエンドでよかった

いつも考察してしまう、我がコミュニティ運営者のわたじろーさん。

ハッピーエンドが好き、結ばれてよかったなんてとってもメルヘンな代表なんです❤

フランス革命以前に書かれた物語とあって、この感想のような背景があったのだろうか……と想像するのも楽しそうですよね。


今回は人数も少なかったですが、その分一人一人に深掘って色々聞けたのが良かったです。

本を読んで、その感想を伝え合うだけなのに、その人の考え方や気になるポイントなどが知れて、本当に毎回楽しいな~と感じています。

そして……
次回の開催は、な、な、なんとクリスマス当日!!

今回は課題図書も決まっており、クリスマスまでの日数を読書をして楽しんでほしいという想いも感じて頂けたらと思います!

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